工藝作家三人展 【生活と空間】

<このイベントは終了しました>

TDA会員:大高亨さんからの展示情報です。

工藝作家三人展 【生活と空間】

2020年10月24日(土)〜11月8日(日)まで、金沢ガルテンさんでの工芸作家三人展に出品します。この状況下ですので、近くにお越しの際にでもお寄りください。

ちなみに今月25日に新しく開館する国立工芸館から徒歩8分ほどです。

Withコロナ、Afterコロナがあちらこちらで語られ、「生活、仕事、遊び、学び」などあらゆる事が変動し、「モノ」の価値の変動も起きています。これからの「モノ」としての工藝、「文化」としての工藝、そして工藝と人の関係がどう変化していくのか。

三人の工藝作家が「生活と空間」というテーマで「ガルテン」ギャラリーの空間に作品を展示します。これからの工藝が、「モノ」の価値としてどう変化し、人との関係の中でどう位置付けられていくのか。これからの工藝を思考し、探る機会となる展覧会になれば幸いです。 

出品作家:

テキスタイル 大高 亨  OHTAKA Tohru

陶造形 神内康年  JINNAI Yasutoshi

漆芸 名雪園代  NAYUKI Sonoyo

http://ungei.jp/garten.html

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イイダ傘店15周年記念展覧会【翳 す】

<このイベントは終了しました>

2020年9月8日〜13日に青山のスパイラルで開催された同展を拝見しました。お客様のために1本ずつ作られるオーダーメイドが人気の「イイダ傘店」の15年の節目となる展覧会です。傘に貼られるファブリックをはじめ、握る場所である「手元」、骨の先端である「露先」などあらゆるパーツがこだわり抜いたオリジナルメイドであるのが特徴です。

国内の各産地で作られるオリジナルファブリックはプリント、刺繍、ほぐし、ジャカードなど様々な素材だが、パターンデザインは一貫して主宰の飯田純久氏自ら、丹念にスケッチから起こしているそうです。その内容も得意とする繊細な草花のモチーフから「おでん」などユーモラスなものまで多彩で個性的。熱烈なファンで会場に設けられた受注コーナーが賑わうのも頷けます。

会場入り口にはスーパーなどで見かける「傘袋」を模した案内パンフが置かれ15年にわたって作られた傘たちが吹き抜け空間で軽やかに螺旋を描いていました。そして創作の背景となるスケッチや生地サンプルの展示や制作現場の再現など、すべてが誠に興味深い展示内容でした。

イイダ傘展ホームページ: http://iida-kasaten.jp

この記事は9月中旬にアップされたものですが、ブログの不具合により一度消失しましたので再度アップさせて頂きました。(記:怡田)

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