2003年度TDAテキスタイルスクール東京
「テキスタイルマーティング1」
■日時:1月24日(土)
■場所:日本教育会館

アパレルビジネスの課題 
講師:北川美智子 (株)三陽商会 事業本部 マーケティング室               ファッションディレクター
アパレルに於けるテキスタイルを囲む様久な変化 ファッションビジネスはしばしば川の流れに例えられ、川上の原糸や紡績、素材作り、アパレルなどの川中、小売り、消費者の川下そしてこの流れにも特にこの10年で大きな変化が起きている。その変化について、国際化(他の国や産地との競争、融合)簡略化(複雑な仕組みが価格を上げ時間を必要とした)多機能化(一社がいくつもの役割を果たす一商社化やSPA)がありそれぞれの説明が行われた。そして川中のアパレルの変化は、もの作りにも大きな影響をあたえ、マーケティング、マーチャンダイジング、セールスプラン、セールスプロモーションこれらはそれぞれに関係をもちながら常にマーケティングと連動し、スパイラル状態で回っていく、困難な経済状態の中で生き残りをかけ今までの取り組みにもいろいろ変化があり、それに対応できなければ生き残れない、また売れるものの芽を早く見つけ、次シーズンのマーチヤャンダイジングを考えることがとても大切であることの説明が行われた。最後にプロジェクターを使いながら2003年のコートジャケットについての市場まとめの説明が行われた。

 


講師:北川美智子


インテリアビジネスの課題
講師:杉山哲三 IFプランニング代表
インテリアビジネスの現状と課題 インテリアマーケットの構成について、特に日本は遅れている現在の環境についての説明(画一化されたインテリア、ギフトがメインの寝装品、はでな外装色の家など)、インテリアマーケットセグメントの説明(業種、用品の区分、業態、流通、サービスの違い、コマーシャルコントラクト、ホームコントラクト、ホームファション、小売業の現状について)、インテリアテキスタイルマーケットの流通と企業、ファニシングテキスタイル編、寝具、リネンズ類編の説明(消費者、小売業、ブランドメーカー、サプライヤー、ファイバーメーカー、ゼネコン、ハウジングメーカー等)2004、05インテリアマーケットトレンズについて。インテリアマーケットの活性化、創出による拡大について。MD(マーチャンダイジング)活動について。それぞれ計6枚のくわしく表にしたレジメがあり、とても2時間では治まりがつかない量の内容を短的に課題や問題点時には余談を交えながら、分かりやすく講義が進みました。最後にマーケットの現状の説明がスライドを見ながら行われました。(カーテンのつり方や、子供部屋の日本とヨーロッパの違いなど)
                            レポート 豊方康人


講師:杉山哲三